Bitlyで動的に短縮 URLを作成してツイートする

Bitlyで短縮URLを動的に生成する方法を紹介します。また、ツイートは短縮URLの有効な利用先なため、動的なツイートの方法も合わせて解説します。

2021/10/103 min read
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はじめに

Bitly とは公式では次のように説明されています。

Bitly is a link management platform that lets you harness the power of your links by shortening, sharing, managing and analyzing links to your content.

日本語訳:

Bitly は、コンテンツへのリンクを短縮、共有、管理、分析することで、リンクの力を活用することができるリンク管理プラットフォームです。

Bitly を使うことで、短縮 URL の作成だけでなく、リアルタイムにクリックデータをトラッキングしたり、短縮 URL に独自ドメインを割り当てたりできます。 また、API が公開されているため、動的に短縮 URL を生成できます。

短縮 URL の最も有力な使い所は、ツイートだと思います。280 文字の文字数制限があるため、URL はなるべく短くしたいものです。

今回は、Bitly を使って動的に短縮 URL を作成し、動的にツイートする方法を紹介します。

Bitly について

Bitly はクレジットカードの登録が不要なフリープランがあります。 フリープランでは、月に 1000 個まで短縮 URL を生成できます。

例えばこのサイトの URL を短縮すると、

https://miyauchi.dev/ -> https://bit.ly/3jzAv7l

という URL が生成されました。

フリープランでは bit.ly というドメインを変更できません。 しかし、フリープランでもパスの部分はカスタマイズすることが可能です。

例えば、上の短縮 URL の 3jzAv7l というパスは、すでに取得されていない好きなパスに変更できます。 このパスのカスタマイズは、フリープランでは月に 50 個まで生成できます。

他のプランごとの違いについては Upgrade your linksを確認ください。

Bitly で短縮 URL を動的に生成する

短縮 URL の動的生成には、アクセストークンが必要です。 アクセストークンはログインしていれば生成できるので、 Authentication やダッシュボードから生成してください。

短縮 URL のエンドポイントは次のとおりです。

https://api-ssl.bitly.com/v4/shorten

リクエストヘッダーにアクセストークンを付与して、body に短縮したい URL を指定します。

curl での例を参考にテストしてみてもいいでしょう。

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curl \
-H 'Authorization: Bearer {TOKEN}' \
-H 'Content-Type: application/json' \
-X POST \
-d '{
"long_url": "https://miyauchi.dev/"
}' \
https://api-ssl.bitly.com/v4/shorten
bash

また、レスポンスは次のようになります。

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{
"created_at": "2021-08-07T06:45:15+0000",
"id": "<id>",
"link": "https://bit.ly/3jzAv7l",
"custom_bitlinks": [],
"long_url": "https://miyauchi.dev/",
"archived": false,
"tags": [],
"deeplinks": [],
"references": {
"group": "https://api-ssl.bitly.com/v4/groups/<group>"
}
}
json

JSON の link が短縮 URL です。また、long_url は元の URL を表します。 短縮 URL は元の URL と一対一です。つまり、同一 URL をリクエストしても、同じ短縮 URL がレスポンスされます。 よって、同一 URL に対する短縮 URL 生成リクエストは、月 1000 のクレジットを消費しません。

fetch などでエンドポイントを直接呼び出してもいいですが、 Bitly にはクライアントライブラリがあるので、それを使いましょう。

Bitly クライアント

Bitly クライアントライブラリを使うことで、 TypeScript で型安全に運用できます。

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yarn add bitly
bash
Top level await 構文を使っています
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import { BitlyClient, isBitlyErrResponse } from 'bitly'
const bitly = new BitlyClient('<access-token>')
try {
const bitlyLink = await bitly.shorten('https://miyauchi.dev/')
} catch (error) {
if (isBitlyErrResponse(error)) {
// bitly error
} else if (error.isAxiosError) {
// axios error
}
}
ts

shorten メソッドが、上で見たエンドポイントへのリクエストに相当します。 Bitly クライアントは http リクエストに axios を使っているようです。 よって、エラー時は isBitlyErrResponse 関数を用いることで、Bitly からのエラーなのか、 ネットワークエラーなのか識別できます。

また、Promise の resolveBitlyLink という型になっています。

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interface BitlyLink {
created_at: string
id: string
link: string
custom_bitlinks: string[]
long_url: string
archived: boolean
tags: string[]
deeplinks: DeepLink[]
references: References
title?: string
created_by?: string
}
ts

BitlyLink 型には、/v4/shorten のレスポンスにはない titlecreated_by が Optional として定義されています。

title は URL 先の HTML の title タグです。 また、created_by は アカウント名が設定されます。

shorten メソッドは /v4/shorten へのリクエストと同等なので、上の2つのキーは取得できません。 これらも含めて取得するには info メソッドなどを使います。

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await bitly.info('https://bit.ly/3jzAv7l') // BitlyLink
ts

info メソッドの引数は、Bitly によって作られた短縮 URL や id を指定します。 同じように、clicks メソッドや、 referrers メソッドを使うことで、短縮 URL のメトリクスを取得できます。

ツイートする

せっかく動的に短縮 URL を生成したので、動的にツイートをしましょう。

ツイートについては以前書いた TypeScript で型安全にツイートする を参照してください。

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yarn add -D twitter-api-v2
bash
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import { BitlyClient } from 'bitly'
import Twitter from 'twitter-api-v2'
const bitly = new BitlyClient('<access-token>')
const client = new Twitter({
appKey,
appSecret,
accessToken,
accessSecret
})
const bitlyLink = await bitly.shorten('https://miyauchi.dev/')
const tweetContent = bitlyLink // rendering tweet content
await client.v1.tweet(tweetContent)
ts

上の例では、短縮 URL をそのままツイートしています。

普通ツイートには URL 以外にも情報を記載すると思います。

このブログでは、次のように記事の公開時に自動ツイートするようにしています。

テンプレートエンジンを使ってツイートコンテンツをレンダリングするのがおすすめですが、 280 文字の文字数制限には注意する必要があります。

動的ツイートは文字数管理を自分でしなければなりません。

またの機会に、ツイートの文字数管理について書きたいと思います。


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